今日は私の大好物の「天然酵母 クルミとレーズンのカンパーニュ」をご紹介します。
KANA-KIYO職人は私の弟で、私達は物心ついた頃にはパン屋の子として育ち、パン工場の隅にゴザを敷いて、いらない生地をおもちゃにそこが遊び場で、よく両親を待っていました。
イーストで勝手に膨らむ生地が不思議で、釜で焼いたらぺちゃんこになる七不思議を子供ながらに肌で感じて育ちました。
そして弟はこの道に入ってもう二十数年になります。
彼の得意とするのはハード系。その中でも私が昔から大好きなのがこのカンパーニュです。
天然酵母は彼が一から独学で勉強して、もう何年も前からずっと大切に育てている自家製の酵母です。
彼のパンは以前、誰もがご存じのトップクラス、外資系某有名Wホテルに何年も納品していた実績もあり、このパンもホテルご用達のパンです。
ひと口食べると、まずレーズンの甘味がきて、クルミの香ばしい香りがその後に続きます。
そしてその具材に負けることなく、最後に生地の旨みが残り、食べ終わると小麦やパン生地の美味しさを感じて、ついまた二口、三口と食べてしまいます。
私は元気がない時もこのパンを食べると不思議とまた頑張ろうと元気が湧き、食べ物が人の心を動かすのだと感じた一つがこのパンのシリーズでした。私はもともと惣菜よりハード系が好きなので、ハード系がお好きな方にはオススメしたい商品です。ぜひ一度食べてみてください。
パンの旨みに共感して頂けたら、本当に嬉しいです(^^)